こんにちは、工藤あきです^^
今日はですね
初心者の方が
「情報発信を始めよう!」
となって時に最初に行き詰まるであろう
テーマ設定について
私の失敗談を交えながら
こういう風に選ぶといいよ〜
こういう風に選ぶとミスるよ〜
っていうのを話していきます。
「強みなんてないし、
自分で商品を作るなんて無理」
って方もウェルカム。
そういう強みを持っている人って
本当に尊敬に値しますが
実際のところ強みがある人の方が
少数派なのでは?
という気がします。
学校の30人程のクラスを思い出しても
飛び抜けて勉強できるとか
部活動のエースだとか
コミュ力高いとか
そういう光輝く人って
クラスの一握りだったような。
自分を含め8〜9割の人たちは
みんな似たり寄ったり。
そんな「これが強みです」
なんて言えるようなものもなく
平均か平均以下の水準で
慎ましく生きていました。
それでOKです。
というのも
情報発信していく時のイメージって
同じクラス内の誰かを
相手にするっていうより
高校3年生が小学1年生に
教えていくって方が近いからです。
これならいけそうじゃないですか?
「わ」と「は」の使い分けだったり、
(例:私は〇〇って言う時は
「わ」ではなく「は」って書くよ的な)
10以上に繰り上がりする足し算だったり。
(例:4+6の足し算は
1桁繰り上がって10になるよ的な)
これを小学1年生の教科書に沿って
教えていくなら
できそうじゃないですか?
そんな感じです。
ということで冒頭で
「強みなんてなくて大丈夫」
って話をしてしまいましたが
こっから本題。
じゃあ、その上で
何をテーマに
しようかなって話です。
私の失敗談2つを元に
見ていきましょう。
自分のやりたい≠お客さんのニーズ
私が情報発信をやろうと思ったのは
3年ほど前で
その時にちょこっとやって
挫折しているのです。
そこからブランクがあり
2025年1月に本格的に始めて
今に至ります。
で、3年前の当時
め〜〜〜〜〜〜っちゃ
テーマ選びに悩んでいたんですよね。
「自分にしかできない発信テーマって?」
「興味・関心が高いことって?」
「熱意が持てることって?」
それはもう就活時代の自己分析のように。
過去を振り返り
自分が何が好きか考え直していました。
そんなことする必要はなかったのですが笑
ここから
私の黒歴史になるのですが・・・。
当時の私は社会人1年目の終わろうとする頃。
理想と現実のギャップにやられつつ
それでも将来への期待を持った青臭い若者。
当時は金融業界の花形職業ともいえる
ファンドマネージャーに
憧れていました。
仕事で読まされていたとはいえ
毎朝欠かさず日経新聞に目を通し、
英語に苦戦しながらも
ウォール・ストリート・ジャーナルという
アメリカの経済新聞の
主要な記事も読んでいました。
日経新聞と
ウォール・ストリート・ジャーナル、
どっちも5000円弱するので
新聞のために毎月1万円弱支払っていました。
合わせて
アメリカの証券アナリストの
勉強もしていました。
受験料とテキスト合わせて
15万円くらいする
バカ高い試験なのですが
これを持っていたら
キャリアアップの助けになるだろうと思って
お勉強を頑張っていました。
そんな感じで、まあ
金融業界への熱意が高かったのです。
過去の話ですね〜。
で、丁度そのタイミングで
SNSを色々見ていて
副業をやってみたかった思いもあり
当時5万円くらいで教材を購入。
そこで
この章の冒頭の
テーマ選びの悩みに戻ります。
初心者へのおすすめは
すでに誰かがやっていて
マネタイズできているテーマだと
聞いてはいたのですが
「自分にしかできないテーマにしたい」
という自己実現欲求が爆発。
自分が熱意を持てた(当時)
「金融」をテーマにしようと考えました。
その時の
意識高い系のやり取りがこちら↓↓

恥ずい!!
痛いやつすぎる!!
意識ばかり高い系だ!!
穴があったら入りたいレベルの
恥ずかしい過去ですが
当時の若かりし工藤あきちゃんは
大真面目に考えていました。
何が
「これが一番情熱を持てるし、
自分から金融を取ったらあとは食欲しか
残りません^^」
だよ!!
あんた、まだまだ
社会人1年目のペーペーだろ!
で、まあとりあえず
経済の情報発信ってところにしようと
スタートを切りました。
どういう商品を作ろうかも
決められなかったのですが
とりあえず
当時のTwitterで
ウォール・ストリートの
トップ記事の要約を流すって
いうのをやりました。
1週間だけ。
やっている内に段々と
「こんな面倒なことを
毎日やるのはしんどい!」
ってなり。
そもそも
これって
やっている人がほとんどいないテーマだし
(そこを魅力に感じでしまったんですが)
「マネタイズしていくの
無理じゃない?」
って思ちゃったんですよね。
探しても探しても
参考にできそうな発信者も見つからず。
あ、正確には
経済ニュースの発信をしている人って
いるにはいたのです。
ただ凡人ではないキャリアや権威を
お持ちの人々でした。
例えば
元日経新聞の記者だとか
アメリア在住の外資金融のトレーダーだとか。
私のような
社会人1年目のペーペーが
何か言ったところで価値がない。
まして
ネットニュースだって
無料でいくらでも読める時代。
お金を払おうなんてお客さんが
いるわけもなさそう。
案の定、経済情報の発信をして
マネタイズしている人は
誰も見つからなかった。
あ、ミスった。
完全にミスった。
無理だわ。
それで結局、
やめちゃいました。
既に発信者がいるジャンルでやろう
今思い返すと
なんでこうなったかっていうと
「自分のやりたい」
ってことに100%フォーカスしていて、
そこにお客さんがいるかどうかを
全く考えていませんでした。
想定したお客さんはあくまで
自分の考えるお客さん像。
そこにお客さんがいるジャンルなら
すでにやっている人がいるはず。
なのに
誰もやっていないということは
いけるジャンルではないということ。
ブルーオーシャンのジャンル
だったのかもしれませんが
そんな未開拓地に開拓していくのは
相当難易度が高いこと。
それを初心者が
挑もうなんてのはまず無謀。
「好きを仕事にしよう」
という言葉に憧れて
あまりにも
自分のやりたいことだけで
考え過ぎました。
この失敗談から学ぶ経験としては
「自分のやりたい」が
お客さんのニーズと合っていなければ
失敗するよ
ということ。
別に趣味でやるなら
自分のやりたいを追求して
構いません。
ただし
副業としてやっていこうと
思うのなら失敗する。
ただの自己満になって終了です。
お客さんに悩みがあり、
その悩みを解決したいという
ニーズが合って初めて
情報発信は成立します。
「じゃあ、そのお客さんの
ニーズってどこでわかるの?」
と言いますと
すでにそのジャンルで
上手くいっている人がいるかどうか。
つまり
先人の真似をしましょ♪
ってこと。
初心者はもう先人の真似でいいのです。
何をやるかで独自性を出す必要なんて
全くありません。
あなたが書く文章や
そこに込められたあなたの価値観に
十分独自性がありますので
そこにファンはついてくれます。
実際に何をやるかは
先人の真似をしましょう。
すでに先人たちが上手くいって
正攻法みたいなものが
確立しているので
それを利用しましょう。
なのでまとめると。
もし情報発信で
やっていきたいって思うなら、
「自分のやりたい」の追求は
ほどほどに。
すでに上手くいっている人がいるジャンルで
お客さんのニーズがあるところで
やっていくのがいいよー。
という話でした。
やり方迷子
2つ目の失敗談に入ります。
これは1年ほど前ですね。
去年の年明けの頃に
「副業としてじゃなくても
情報発信したいな〜」
「あわよくば
副業になったらいいな〜」
というノリで
登山ギアの紹介というジャンルで
発信を始めました。
登山というのは私の趣味です。
登山って
靴に服にザックに諸々
道具にお金がかかるのです。
特に冬山に行こうものなら
靴で7万
靴につけるアイゼンで2万
上下のアウターで7万
フリースやダウンで2万
ウールのインナーで1万
手袋1万etc
と20万円かそれ以上で
かかります。
なので
何か購入する時は
当然Youtubeや他のSNSで
おすすめの商品を探しました。
登山系YouTuberにも有名な方が
数人いらっしゃいまして
かつそれ以外にも多くの人が
レビュー動画や記事を出しているのですが
なんせ必要なものが多岐にわたるので、
全ての商品が
取り上げられているわけじゃない。
それに消費者体験として
1つの商品でも複数人のレビューがあると
ありがたかった。
そう思って
おすすめの登山ギアで
情報発信してみよう〜と思い立ちました。
20万円近くかけて購入した
冬山用の装備のレビューなら
できそうだし
その中に特に気に入った
フリースがあったので
これは人にお勧めしたい
という思いもありました。
で、動画はハードルが高かったので
当時よく見ていたInstagramで
発信を始めました。
他のインスタグラマーたちを参考に
Canvaで画像を作成。
で、新規で作ったアカウントに
投稿。
早速いいながついたと思ったら
母親でした笑
即バレしました笑
その後はいいねゼロ。
フォロワーもずっと1(母親)。
インスタグラムの投稿は
靴・アウター・フリースの
3つ商品のレビューをやったのですが、
それでお勧めしたい商品に関する投稿は
作り終わってしまいました。
「あれ
こっから何やったらいいんだろう」
・・・。
次の投稿も思いつかない。
Instagramでどう戦っていけば
いいかも知らない。
そもそも何をしたかったんだっけ?
お手上げ状態でした。
「よし、やーめた!」
ってことで、3つ投稿した以降
そのアカウントを開くことは
ありませんでした。
やり方はちゃんと勉強しよう
この件については
そもそも副業ではないわけですが。
初心者が情報発信でやっていこうと思うなら
ちゃんと勉強して
その通りにやりましょう
に尽きます。
あの時の私に伝えたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あなたが
SNSでの発信を始めようと思ったのは
なぜですか。
自己満足ですか?
それとも
副業をやりたいと
思ったからですか?
前者なのであれば
自由にやったらいい。
ただ
もし後者なのであれば
それをゴールに据えて
ちゃんと勉強しなさい。
勉強したら
正しいやり方っていうのが分かるし、
その通りにやればいいだけだから。
ファイティン。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今振り返ると
形だけ見よう見まねで
やっても無謀でした。
趣味だからという理由で
登山をテーマに発信を始めましたが
目的もブレブレだし
どうやってマネタイズをしていくか
全く考えていませんでした。
ただ「需要あるんじゃない?」
というノリでやっていました。
「あわよくば副業にできたらいいな〜」
とか思うくらいなら
ちゃんとやり方を勉強した方が
時間も労力も無駄になりません。
私はテーマ設定の段階から
完全に自己流でやってしまいましたが
ちゃんと勉強した上だったら
まずどういったコンセプトにするか?
「誰を」
「どのように」
「どんな未来に連れて行くか」
を考えた上で
発信を始めらえたはずです。
副業を自己流でやるって
例えると
参考書はおろか
回答解説もなしに
過去問を解きまくっている状態。
たまたま
解ける問題もあるかもしれませんが
どう考えても非効率的。
だから
自己流ではなく
誰かから正しいやり方を
教わった方がいいのです。
「いやいや大学受験で
独学で上手くいっている人も
いっぱいいるじゃないか」
「副業も独学でいけるよ」
って疑問について。
大学受験の場合
独学っていっても
いい参考書がたくさんあるし
何なら学校の先生に頼っていた
ってケースもありえます。
大学受験独学でやりましたって人も
完全に教科書のみだった
って人は少ないんじゃないでしょうか。
一方で
副業についてはというと。
そういった参考書というのは
あまり出回っていません。
ビジネス書はたくさんありますが、
あれはビジネス全般に対して
書かれた本がほとんど。
考え方だったり
コミュニケーションだったり。
実践的な内容の本って
ほとんど見かけない気がします。
例えば
メルカリ物販のやり方とか
情報発信のやり方とか。
そういった
具体的な手法が載った本って
本屋さんでまず見かけないですし
仮にそうした本があっても
基礎的な話で終わってしまうという
のがほとんどな気がします。
事実
私自身
「書籍で学んだだけで
独学で勉強しました」
って言って副業で上手くいっている人を
見たことがありません。
ですので
既に上手くいっている人から
教わる方が確実です。
こうすればいいよっていう
攻略方法があるのですから
それを使わない手は
ないかと。
忙しくて時間がない
って方は特に。
まとめ
総括して
「せっかく副業始めるなら
自己満足じゃなくて
ちゃんとやりたいよね」
って話でした。
テーマ設定は
- 自分のやりたいとお客さんのニーズが
必ずしもマッチするわけじゃないので
既に発信者がいるジャンルでやるのが
最適だし
- やり方が分からないまま
自己流でやると事故るので
誰かから教わるのが確実
です。
応援しています。
